再開します。よろしく。


長い間、お休みさせていただいておりましたが、「ジーの思い出し笑い」を再開させていただきます。

 この絵は、今年の年賀状に使いました。日ごろの整理不備のため、宛名不明で戻ってきたのが20通以上ありました。いただきながら着かなかった方々、すみません……。


 司馬遼太郎の「坂の上の雲」のなかに、バルト海からアフリカ大陸を回ってやってくるロシア大艦隊が、「南アのケープタウンの沖あいで、風もないのに大高波に出会った」という一節があります。台風一過のあとに起きた現象でしょう。
 
 さっそくグーグルアースをアップで見たら、幸運にもケープタウンの南南東、つまり時計でいうと、7時の方向の海岸に、多方向から押し寄せる海流がぶつかり合い、高くうねり返っている現象が見られました。その大波の裏側には、何条もの白い滝が落ちていました。この絵は、僕がカモメになったつもりで、その印象をマンガ風に描いたものです。
 
 今年になってから、その場所を再度、探したのですが、まだ見つかりません。グーグルアースの写真が変わったのでしょうか。
 
 さて、再開の「ジーの思い出し笑い」は、どのぐらい続くかわかりませんが、今度は前回のように「絵と文」だけでなく、「マンガ」も取り混ぜてみたいと思います。古くてろくなものではありませんが、どうぞよろしく。