2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ナイフミラー

披露宴などのテーブルで、花婿花嫁が背中側になって、見えないときがある。 出入口から見れば、テーブルの奥だから上席といえないこともないが、やはり正面に見える席が一等席だろう。顔を横に向ければ見えるのが二等席、首を後ろにひん曲げ、イスをガタつか…

地震速報

地震の初期の振動波をとらえ、大揺れがくる前に速報を伝えるモニターが、鉄道や病院や企業の一部に導入されている。近く家庭にもとりつけられるようになるという。 モニターがあり、そこからサイレンが鳴り、「震度数」や「テーブルの下にもぐる絵」などが表…

カーリングと掃除機

トリノ五輪で女子カーリング・ファンが急増した。ぼくもあの四人娘に魅せられた一人だが、石盤のそばをゴシゴシこする姿を見て、ある光景を思い出した。 昔は、どこの家にも畳の間があり、よくゴロンと寝転んだものだ。すると、奥さんがそばで掃除機をかけ始…

想像力が不足

電話をかけながら歩くのは、だれにでもできるが、携帯を打ちながら歩くのはかんたんではない。聞いてみたら、あの、黄色い帯状の道の上を、足裏の感覚を頼りに歩いているのだそうだ。 ぼくはアイデアに対して非常に感心するクセがあり、カシコイと一瞬おもっ…

海洋療法

[:w500] だいぶ前だが、志摩のホテルに二泊して、タラソテラピーを受けた。 まず女医との面談があり、いろいろなプログラムが組まれ、セラピストが指導して行なう。 体に海水を噴射したり、海藻のパックをしたり、海水に浮かんだりして、筋肉やストレスを…

めでたい鳥

丹頂鶴は、鳥類のなかで最も夫婦仲がよく、一生同じ相手と連れ添っているそうだ。 「鶴は千年、亀は万年」というように、鶴は長寿でもある。 長寿で仲がよいのだから、結婚式のシンボルには、持ってこいの鳥である。ただ、人生が「単調ヅル」だよねえ…。 反…

将軍さまのおせち

何年か前、東京駅でよく「日本紀行味めぐり」という駅弁を買った。このごろ売っているかどうか、確かめてはいないが…。 弁当の裏ぶたには、日本地図と献立表と産地が印刷されている。 たとえば、「帆立貝の照り焼き」は北海道。「米沢牛の有馬山椒焼き」は山…