むかしのマンガ 「フジ三太郎」 絵画好きほど疲れる

老人日記】 9月の初旬、フェルメールを見に行きました。炎暑の庭で1時間、薄暗い地下室で半時間並んで、「真珠の耳飾りの少女」の絵を見ました。絵は遮光ガラスに囲まれ、より薄暗くなっていました。そばまで行くと、一人しか歩けない巾になっていて、案内嬢が「歩いてください」と言います。でも絵の正面に来ると、老いて固くなった首が、ねじりにくいので、ちょっとだけ正面を向きました。すると、反対側にいた案内嬢が「立ち止まらないで下さい」と言いました。かわいそうに二人とも一日中言ってるのでしょうね。でもそのおかげで1時間半の待ちですんだわけです。ただ、少女の絵は3〜5秒しか見ていません。

9.11 の誕生日に83歳になりました。むかし褒章でいただいた朱塗りの木杯で独酌を楽しんでおりましたが、あまりにも寂しいので美術館で買ってきた真珠の耳飾りの少女のカードに「君も飲むかい?」と言ったら」「ウレチー」と言って、ほっぺにチューをしてくれました。




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